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病院勤務6年目。お役立ち情報発信ブログです。

依存症

まず初めてみる、依存症に対する治療プロセス

1、完全に断つのではなく減らすところから

→軽症者であれば効果が出やすい

 

2、行動計画を立てる

→欲求が起こるきっかけ(トリガー)を避ける行動習慣を考える

 

3、実際の行動を振り返る

→計画と比べて実際はどう行動していたか、どのような時に欲求が起きたか、リスクが高まったのか

 

4、コーピング方法を複数もつ

→欲求が高まったとき、トリガーを避けるための行動を複数持っておく

  • 家族、友人、恋人に電話する
  • 外を歩く
  • お風呂に入る
  • 場所を変える 等

5、ストップ思考法

→自分自身に刺激を与え、思考がストップしているうちにコーピングにうつる

  • 手首にはめたゴムをパチンとする
  • ほっぺを引っ張る、つねる

6、運動

→依存行動はドーパミンによるさらなる快感を求めることで起こるため、依存行動以外の代替行動をおこなう。運動によってドーパミンが放出されることがわかっており、専門プログラムでもフットサルや卓球、ボクシング等が行われている。